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ソフトバンクのIPOは2018年で最大規模の大型IPOになる

前回の記事でも少し書きましたが、2018年の年内にソフトバンクIPOするのではないかという噂があります。紛らわしいですがソフトバンクIPOをするとは現在東証1部に上場しているソフトバンクグループ(9984)のほうでなくその小会社の通信会社であるソフトバンクIPOをして上場するという意味です。

単なる噂ではなく既に公式サイトでもプレスリリースしてあるくらいソフトバンクの上場の話は進んでいるようです。

ソフトバンク株式会社の新規上場予備申請のお知らせ | プレスリリース | ニュース | 企業情報 | ソフトバンク

ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)およびソフトバンク株式会社(以下「SB」)は、2018年7月9日に、SBが東京証券取引所へ新規上場予備申請を行ったことをお知らせします。

SBGおよびSBは、2018年2月7日付の「ソフトバンク株式会社の株式上場準備の開始について」でお知らせした通り、本年2月からSBの株式上場の準備を開始し、SBの経営の独立性の確保を目的として、SBGの借り入れおよび社債に係るSBによる保証の解除に向けた手続きや、SBGおよびSBの役員体制の変更などを進めてきました。このたび、SBにおいて、より自律的な経営視点と成長戦略を持ち、国内外のグループ各社との事業シナジーを追求しながら幅広い領域へ機動的に事業展開することで、さらに強固な経営基盤を持つ事業会社となるための、コーポレート・ガバナンス体制および事業組織の準備が整ってきていると判断し、新規上場予備申請を行うこととなりました。


まだどこの証券会社が主幹事をやるのかは不明ですが、郵政3社の時の様に複数の証券会社で主幹事を担当するというパターンもあり得るかもしれません。

日本郵政IPOの時は野村證券三菱UFJモルガン・スタンレー証券大和証券SMBC日興証券岡三証券JPモルガン証券ゴールドマン・サックス証券といった複数の証券会社が主幹事になりました。

IPOの主幹事は基本的にはひとつの証券会社で担当しますが、IPOの規模が大きくなると複数の証券会社で主幹事を担当することがあります。

なのでソフトバンクIPOに備えて複数の証券会社の口座を開設しておくのもいいでしょう。IPOの抽選に参加する人で一つの証券会社の口座で挑んでいる人は中々いないと思いますが・・・。

ソフトバンクIPOは初値で時価総額1兆円を超える規模になる

ソフトバンクがもしIPOをした場合、時価総額は初値で1兆円を超えてくるのは確実だと思います。つい最近のIPO時価総額1兆円を超えたIPOは2016年に上場したLINE(3938)があります。LINEが2016年に上場した時の時価総額は約1兆円ほどです。

今年の2018年6月にIPOして上場したメルカリの上場時の時価総額は7,000億円程度となっています。メルカリは日本でも貴重なユニコーン企業として上場前から大きな話題になっていましたが時価総額1兆円を超えてくることはありませんでした。ユニコーン企業とは上場する前に企業の評価額が1000億ドル、日本円で約1250億円以上の価値を持った企業のことです。

今年上場する予定のソフトバンクはこれより大きな規模のIPOになることは確実だと言えます。売出される株式数も多いことが予想されるので普段実施されているIPOよりは抽選で当たりやすいIPOになると予想されます。

過去5年のIPO時価総額1兆円を超えたIPO

  • ゆうちょ銀行(7182)         約7兆5600億円
  • 日本郵政(6178)           約7兆3300億円
  • リクルートホールディングス(6098)  約1兆7700億円
  • かんぽ生命(7181)          約1兆7500億円
  • 第一生命保険(8750)         約1兆4000億円
  • LINE(3938)               約1兆円

5年より前に遡れば他のIPOも挙げることができますが、参考のために過去5年間で見てみることにします。上場して時価総額1兆円を超えるIPOがどれだけ少ないか分かると思います。2018年に時価総額1兆円を超えるソフトバンクIPOが実施される可能性があると思うと今からワクワクしますね。

もしIPOの多い12月辺りにソフトバンクIPOが実施されたら株式市場が盛り上がりそうです。しかし12月はIPOが集中する時期なので10月、もしくは11月に上場する可能性のが高そうです。というのも2015年に日本郵政、かんぽ生命、ゆうちょ銀行がIPOした時にもこの3社が10月に上場しています。やはりIPOが集中する12月に大型IPOは実施するのが大変ということでしょうか。ソフトバンクIPOの抽選に参加したい人は今から証券口座を作っておくことをオススメします。

ソフトバンクが上場した時の時価総額はどのくらいになるか

ソフトバンクは上場した場合に2割~3割の株式を市場で売却して市場から2兆円~3兆円の資金を調達すると言われています。もしIPOが予定通りに成功したとするとソフトバンク時価総額は10兆円規模になると言われています。

10兆円は高く見積もり過ぎじゃないかと思われるかもしれませんが、ソフトバンクと似たような通信会社であるKDDI(9433)の時価総額が2018年9月現在で約7兆4千万円程で、NTTドコモ(9437)は約10兆円程となっています。

なのでソフトバンクが上場して10兆円規模の会社になるというのは大げさな話ではないんですよ。

小会社のソフトバンクが上場して10兆円規模になると親会社のソフトバンクグループの企業価値も高まりソフトバンクグループの株価も上がる可能性があります。

ソフトバンクIPOの主幹事はどこの証券会社になるか

ソフトバンクIPOの主幹事はまだ発表されていません。日本郵政などの郵政3社に匹敵する規模の大型IPOですから複数の証券会社が主幹事になることも有りえます。

SBI証券が主幹事になる可能性も否定できません。というのもSBI証券の名前の由来はソフトバンクインベストメントという略からきています。元々SBI証券ソフトバンクグループの1社としてスタートしている会社なんです。現在は両社とも完全に別の企業として営業活動をしています。

SBI証券会社以外に有力な主幹事はやはり野村證券でしょうか。大型のIPOとなるとやはり証券業界ナンバーワンの野村證券が絡んでくることが多いです。みずほ証券SMBC日興証券大和証券などの大手証券会社などすべての大手証券会社が絡んでくる規模の大型IPOになってきそうです。

SBI証券以外にオススメの証券会社は?

IPOに備えて最初に口座開設するならSBI証券がダントツでオススメですが、IPOは一つの証券口座で当選するのは難しいと思います。他にオススメしたい証券会社を挙げるとすれば岡三オンラインがオススメです。

なぜ岡三オンラインがオススメかというと岡三オンラインはIPOの抽選に申し込む際に入金がいらないからです。IPOの申し込みの際に事前に入金がいらない証券会社は数社しかなく岡三オンラインは貴重な存在です。

なので岡三オンラインは口座を開設して入金をせずにIPOの抽選だけ応募する口座として活用することができます。IPOの抽選に当たった場合には入金をして株式が上場したらすぐに売却して利益を出すことも可能です。